カーペットはマンションやアパートに多く取り入れられている床材の一つです。
室内のイメージを変えてくれる役割の他にも様々な機能を備えています。
今回は、カーペットの特徴やリフォーム費用についてご紹介します。
目次
- カーペットのメリット
- カーペットのデメリット
- カーペットの張り替えリフォームの費用
カーペットのメリット

カーペットは様々な機能性を持ち合わせています。
防音効果
カーペットの多くは防音性や遮音性に優れており、マンションなどの階下への音の遮断に効果的です。
室外だけでなく室内の音も抑えることができるため、子供部屋や寝室に使用するのが一般的です。
防音効果のあるカーペットについてはこちらから確認できます。
耐火性
カーペットの種類によっては、耐火性や難燃素材の商品があります。
火災の際に延焼を防ぐ効果が期待できます。
暖房器具の近くに敷きたい場合は素材の確認が必要です。
サンゲツでは防炎マークでわかりやすく表示しています。

保湿効果
カーペットの中で毛の長いタイプのものは特に熱を通しにくく、保湿効果もあります。
容易に要象がつくと思いますが、フローリングとカーペットでは足裏で感じる温度にかなり差があります。
生活時間の長いリビングや日があたりにくい部屋などにおすすめです。
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衝撃吸収
フローリングとは比べるまでもありませんが、クッションフロアよりも衝撃を吸収しやすい特徴があります。
小さなお子様のいるご家庭には必須かもしれません。
部分的にも交換可能
タイルカーペットであれば、汚れた部分のみ交換することが可能です。
全面を交換する必要が無いため施工金額を大幅に抑えることができます。
汚れがつきやすいキッチンやリビングなどにはタイルカーペットがおすすめです。
カーペットのデメリット

ここまでご紹介したメリット以外にも押さえておきたいデメリットをいくつかご紹介します。
水分の吸収
カーペットは子供部屋に向いている反面、水分を吸収しやすい特徴もあるため、場合によっては衛生面で懸念事項があります。
部屋の湿気が多いとカビが発生してしまう場合もあるため注意が必要です。
こまめな換気を心がけ、それでも心配な方は撥水加工が施されたカーペットを選んでみましょう。
撥水加工のあるカーペットについてはこちらから確認できます。
ダニの発生
カーペットは水分を吸収することによりダニが発生する可能性があります。
アレルギーのある方は注意が必要です。
心配な方は防ダニ機能がついているカーペットを選んでみましょう。
防ダニ加工のあるカーペットについてはこちらから確認できます。
滑りの悪さ
カーペットはフローリングなどに比べて滑りにくいため、椅子などのキャスターには不向きかもしれません。
椅子専用のチェアマットを併用することで解決できます。
掃除の手間
こまめなお掃除は必要ですが、フローリングなどに比べると手間がかかるのがカーペットです。
タイルカーペットは選択できるものもありますが、部屋のサイズにカットした一枚貼りのカーペットは簡単に剥がせないため、専門業者に依頼することをおすすめします。
長期使用で劣化が目立ってくる
汚れの付着や色褪せなど、長年使用していると目立ってくるデメリットがあります。
その場合は、衛生面も考慮して交換をおすすめします。
カーペットの張り替えリフォームの費用

カーペットの張り替えリフォームにかかる料金は、施工する会社やカーペットのグレードによって変わってきます。
おおよそ、㎡あたり5000円前後が相場です。カーペットのグレードが上がると上乗せになります。
その他、施工環境などでも金額が変わってきますので、施工会社へ事前に確認しましょう。
カーペットの張り替えリフォームは、施工実績が仕上がりに大きく影響します。
交換を検討する場合は、施工実績なども検討材料に入れておくと、安心して任せることができます。
また、カーペットからフローリングなどの別の床材に変更することも可能です。
その場合は下地の状況を確認する必要があるため現地見積もりが必須となります。
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2022年05月09日 12:25